2012年3月31日土曜日

ドイツのネット規制 グリー躍進 等

「自分の子どもが殺されても 同じことが言えるのか」と 書いた人に訊きたい』という記事を読みました。

議論がつきないため、死刑廃止論に、深くふみこむのは止めますけれども、森達也氏が死刑廃止を望むあまり、私たちの応報感情について見下したことに対して覚えた反感について少しだけ述べます。

彼の記事を読んで思い出したのが、「女子高生コンクリート殺人事件」(1988年)を起こした少年の家庭環境です。

「女子高生コンクリート殺人事件」が行われた家屋は、ごく普通の住宅街にありました。
その舞台となった家には、いったいどういう人々が暮らしていたのだろう?
自分の子供が女子高生を監禁しながら、注意をしない家庭とはどういう家庭なのだろう?

調べたところ、その家の両親がそろって共産党員だったのを知って、驚きました。
共産党といえば、時代遅れの考え方ではあっても、根本に弱者を守ろうという志があり、理想が高く、世の中に平等をもたらすために戦っている人々の集まり……国会討論を観ていて、彼らに高尚イメージを持っていたからです。
志の高い親に育てられたはずの子供が、いったいなぜそんな残虐な犯罪を犯したのか?

ところが、私の身の回りや友人の話、あるいは体験談などをきくうちに、むしろ理想主義的な家庭の方が、保守的な家庭よりもうまくいっていないことが分かってきました。

リベラルと呼ばれる、平等主義的で、男女同権を掲げ、人権を重んじ、保守的な思想を嫌悪する親のいる家庭が、子供にとって苦痛となり得るのはなぜでしょう?

冒頭に掲げた記事の中で、死刑廃止論者であると語った勝間和代の家もまた、長女にとって、大変居心地が悪かったといいます。

勝間和代の長女のブログを読み、胸が詰まる
勝間和代の経歴について留意点
などを読めば、その詳細がわかるでしょう。

彼女の家庭も含めて、リベラルな親の家庭が、なぜこうも歪つになるのでしょうか。

いろいろな理由が考えられるでしょうが、その一つとして、彼らの掲げる理想が人間の本来のあり方からかけ離れていることが原因なのかもしれません。

幼児期の子供はエゴイストです。
親にとって、自分は特別な存在でありたいと、子供なら思うのが普通でしょう。
ところがリベラルな親にとってみれば、血縁を理由に特別扱いすることはいけないこと。
自分の子供という地位にいる存在だからといって他人よりも大切にすることは、動物的な感情だから汚らわしいと、忌避するのです。

親としての情、動物的な感情を否定し、理想や原理原則を重んじる親は、子供を他の何よりも愛する、動物のような愛情をバカにし、子供をなによりも特別な存在として愛することを疎み、泥臭い子育てよりも、社会活動を重視する傾向があるのではないでしょうか。

子供は人格形成の時に、親に心から愛されていた、という実感がないまま育ちます。
長じては常に不安を感じることになり、精神的に追い込まれることが、荒れた生活を送る原因となるでしょう。
自分は特別な存在ではない、と幼い子供に思わせる行為は、一種の虐待です。

森達也氏や勝間和代氏の言論は一見、正論です。

死刑制度は、人権という観点からみれば、その原理に違反しているでしょう。
しかし、彼らの死刑制度反対は、人間を愛し、犯罪をにくみ、被害者の苦しみを思って涙を流し、遺族の気持ちに寄り添いながら、その上で、
「たしかに殺人犯を殺したい気持ちは分かります。でも、それでもなお、死刑はやめましょう」
というものではありません。
それよりも、遅れた人々を啓蒙し、遺族たちの気持ちをバカげたものだと否定するものです。

このような姿勢が、多くの人の反感をかうのでしょう。

彼らに「自分の子供が殺されても同じことが言えるのか」と質問するのは愚問だと思うのです。多分彼らは、自分の子供が殺されてもそこまで悲しまず、むしろ(死刑廃止を訴える自分の声に、説得力ができる!!)と喜ぶのじゃないかな。

ちなみに、他人と痛みを分かち合える「共感」こそ人間を人間たらしめるものだということは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))』でも述べられていました。



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2012年3月30日金曜日

校長の遅刻 ドイツの原発停止 等

日本のパフォーマンス集団が、欧米で大絶賛されている模様です。
XperiaのCM起用のWRECKINGCREW、須藤元気のWORLDORDER。日本のパフォーマンス集団が海外で絶賛されているらしい。
須藤元気とその仲間のダンスが素晴らしい。かっこいいし、なにより発想がすばらしい。

彼らのダンスは、ブレイクダンスと発想の根っこが似ていますね。
人間を模倣して作られたロボットぎこちない動きを、ブレイクダンスは人間が逆に真似をするという点が斬新でした。
同じくこのダンスは、映像を模倣したアニメーションの細切れな表現を、逆に人間が模倣しています。
これが日本人グループWRECKINGCREWのオリジナルならば、着眼点がいいなと思いました。

ところが、同じようなダンスがアメリカのオーディション番組に登場して、大絶賛されていました。
光りながら踊るパフォーマンス集団「Team iLuminate」がスゴすぎる!!
このグループTeam iLuminateは、アメリカ人のようです。
いったいどちらがオリジナルなのでしょう?

コメントを読みますと、どうやらMEISAIというグループが、すでに2008年からLEDを使ったスーツを着て踊っていたようです。



2005年頃から活動しており、初期には蛍光塗料を塗った簡易スーツに紫外線ライトを当てていたようです。蛍光で光る衣装は珍しくはありませんが、服にLEDを取り付けたことで光の明滅を利用出来るようになり、表現の幅が広がっていったのでしょう。

どのグループもそれぞれ工夫と特徴があって良いですね。お互いに切磋琢磨してほしいものです。


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2012年3月28日水曜日

物価 鷹匠 等

……と、今日まで、いくつかのキャラを登場させ、会話仕立ての物語を冒頭に置く、というスタイルで当サイトを更新してきましたが、それでは、他のブログからは引用しにくいことに気がつきました。

「NAVERまとめ」は最近非常に人気が高いです。ネタとして面白いだけではなく、この手のライフハック系のサイトは紹介しやすいので、共有化が進むことも、好循環を生み出しています。

それに比べ、何がテーマなのかわかりにくい散文は、紹介自体が難しいものです。

もっと多くの人が見てくれるサイトにしたい。
そこで、これまでのスタイルを止めて、コラムを冒頭に置くスタイル変えることにしました(試行錯誤中です)。

とはいえ、今日はもう遅いので……また明日。

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2012年3月27日火曜日

音楽違法DL トクホコーラ 等

梅が咲いたか 桜はまだか
年を取るのが 早くなる

「早いものだな。もう梅が散り始めている」
中野は、道を歩きながら、塀の向こうに咲いていた梅を指さした。

「へえ。こんなところに梅が咲いていたのか」
そう答えた裕作を、中野は軽くひじで突いた。
「注意力なさすぎなんじゃないか。通勤路だろう。毎日通っていながらこの梅に気づかないなんて、おかしくないか」
「俺が帰るのは、いつも夜だからな。この時間にここを通ることは、めったにないんだ」
「それは失礼」

中野は謝り、そして梅を眺めるために立ち止まる。
「それでも、これだけ白くて、盛大に咲いていたのなら、夜目にも目立つはずだが」
「梅は桜ほど、目立たないからな」
「だが、それがいい」

中野は、梅を見ながら、月を見た。
「一首、詠みたくなるな」
「お前に歌心があるとは知らなかった」

中野はクビをふる。
「残念なことに、ないんだな」
裕作は、笑った。
「そりゃ、よかった。マズイ詩を読まれて、この感興が削がれなくて済む」
「至言だな」
中野も笑うしかなかった。


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2012年3月26日月曜日

青春18きっぷ 技術とコンテンツ 等

月の上には 金星光る
それはアラブの 旗のよう

カナタが興奮しながら裕作へ電話をかけてきた。

カナタ「空を見て! 今すぐ空を見て!」
裕作「なんだよ、いったい」
カナタ「月と金星と木星が一列に並んでいるの!」
裕作「ああ、今日がそうだったっけ」

裕作は、携帯でカナタの興奮した声を聞きながら外に出る。
たしかに、外には月の上に金星が輝き、その下に土星がくっきりと、光っている。
裕作は、そのことを一週間ほど前に聞いていた。

それにしても……。
「木星を木星として認識するのって、生まれて初めてだなぁ」
とつぶやいた。
もちろん、普段も輝いているのだろう。だが、圧倒的な光度を誇る金星とは違って、普段はどこにあるのか、分からないほど目立たない。

カナタ「たしかに、木星は地味だよね……でも今は、そこにあるのが、わかる」
裕作「こうしてみると、幻想的だね」

裕作は、カナタに断り、電話を切ったあと、iPhoneで写真を撮ってみたが、うまく撮れなかった。
心に記録するしかないのか……もったいないと思いつつ、しばらくの間、夜空を眺めた。
彼女も、同じ空を眺めていることを感じながら。


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2012年3月25日日曜日

青木さやか ノアの暴露本 等


今日が雨なら 明日は晴れ
いつも変わらぬ 君恋し

雨が降るから今日は家で会おうと言われていた。
しかし、午後から晴れてしまったので、予定を変更したほうがいいかも知れないと思いつつ、中野は待ち合わせ場所である池袋へと向かった。

いけふくろうの像の前には、大勢の人待ち顔の女性が佇んでいる。
中野がくると、周りが目を背けた。

(うぜぇなぁ)
人ごみが苦手なので、このような場所で待ち合わせするのは本来不得意だ。
だが、彼女から頼まれれば仕方がない。

「待ったァ?」
背後から急に声をかけられ、
「おほっ」
と奇声を発して前へつんのめりそうになる。

「驚き過ぎだよ」
振り向いた先にいたのは、洋子である。
その姿をまぶしそうに見て、
「今日は早いんだな」
と中野は言う。30分待ったことについては、決して触れない。

「うん。乗換がスムーズにいったからね」
と、フリルの付いたブラウスロリータジーンズという、よくわからないファッションの洋子も、悪びれる様子はない。

周りが注目し始めたので、中野は洋子の手を引いて、階段を上がっていった。
「家に行く前に、何をたべようか」
「うどんがいいな」
「じゃあ、硯屋へ行こうか」

池袋は、段々と便利になる。
その分、どこかが割を食っているのだろう。
中野は彼らのことを気にかけながら、洋子と仲良く手をつなぎながら、その場を後にした。


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2012年3月24日土曜日

人力飛行 世界の投資銀行 等

儲かるからだと あなたは言うが
勧める理由は 言いはせぬ

裕作は、喫茶店にいた。
友人の田中と、携帯で同じニュース記事を観ている。
裕作「AIJ投資顧問の損失が大きくなったのは、逆張りのせいなんだってね」
田中「バカだな」
裕作「そうなの?」

裕作は田中に一目置いている。学生時代からのつきあいで、今はコンサルタント会社に勤めている田中は、いつも冷静沈着、論理的で、穏やかな性格をしていた。

ひところ裕作は、それではあまりに面白みがないのではないか、と感じられて敬遠していた。

最近になって、ちょっとしたことがきっかけで再び連絡をとりあうようになる。

そうすると、改めて客観的に判断できるものだ。
以前は詰まらなく感じていた彼の考え方は、実のところ大変バランスの取れた、頼もしいものだと思えるようになった。
以来、交友は以前にも増して活発となって今にいたる。

このように印象の変化が起こったことは、裕作にとって不思議だった。田中は大学時代から、ほとんど変わっていない。とすれば、自分の考え方が、いつのまにやら変化したということになる。それも不思議な話だ。

裕作「投資の格言でもあるじゃない。『人の行く 裏に道あり 花の山』ってさ。値下がりした株を買っておいて、上がったら売り抜けるのは、投資の王道なんじゃないの?」
田中「そうだね。下がればさらに買い増すナンピン買いという手法もあるし、他人と同じことをしていては、大儲けするチャンスが少ないのは確かだけれど」

そう言って、彼はコーヒーを一口すすり、
「逆張りは『いつか流れが変わる』ことに賭けることだが、最近は情報技術が発達して、周期が見つかった途端に大勢が乱入して周期自体がつぶされる。そうすると、巻き戻しが生じずに、トレンドがいつまでもダラダラと長続きすることが多いんだ」
裕作「なるほど」

田中は、シナモンロールを切り分けながら、
「それにさ、俺の尊敬するジョージ・ソロス御大も」
「ああ、お前の好きなノマドの元祖のような人」
田中は笑い、
「そう。その彼は、『逆張り投資家は、トレンド追従者の群れに押し潰される』と言っている。長期的に待てば、上がった株はいつか下がる時が来るし、下がった株は上がるだろうが、そのいつかはいつ来るか、分からないんだ。順張りで小さく儲け、損失が出たら早めに損切りして、コツコツと稼ぐことができないなら、プロとは言えない」

裕作は、彼の言葉が正しいのだろうと思いつつも、
(順張り人生なんて、なんかつまらんな……)
と考えながら、向かいの女性の口元をやるせない思いで見つめた。


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2012年3月23日金曜日

米国コミック 笑える映画 等


知らぬ知らぬと 否定はしても
かくしとおせぬ 顔の色

数ヶ月前に引っ越してきたマンションだったが、部屋の居心地が悪い。
雰囲気が暗いのだ。
もっと日当たりの良い部屋に住みたいと考え始めた裕作に、ツララは持っていたノートパソコンを開いてみせた。

ツララ「住む前には、ここを覗いた方がいいよ」
裕作「なに? お得物件を載せた賃貸情報サイトでもあるの?」
ツララ「逆。住んではいけない事故物件を載せたサイトがあるの。大島てるって、知ってる?」

裕作「知らない。なんなの?」
ツララ「自殺したり、殺されたりした場所が詳しく載ったサイトのこと」
裕作「そんなの、すぐに見られるサイトなんて、やばいだろ?」

ツララは勝ち誇った表情で、サイトを開き、ほらほら、観てよと裕作に嬉しそうに大島てる上の地図に載っている炎のマークをいくつもクリックしてみせた。

裕作「……マジだ。ここ、この前変死体がみつかったアパートじゃない」
ツララ「今度引っ越すときは、このサイトを見たほうがいいよ」
裕作は、自分の今住んでいる部屋のある場所の上に描かれた炎の絵を確認して、顔面が蒼白になった。
裕作「服毒自殺って……」


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2012年3月22日木曜日

眼精疲労・猫祭り等

春はあけぼの 横綱ならば 
冬はつとめて  忘れゆく

裕作の朝は早い。
5時に起床して、テレビを見ながらぼんやりと、今日の一日について計画を巡らせるのが日課だった。

「大塚さん、まだ戻らないのか」
降板になったことを知らないので、白血病のニュースキャクターのことを心配したりしつつ、世の中の動きを、水槽の中の熱帯魚を観察するようにじっと見つめている。

自分とは無関係であり、ただ眺めて楽しむだけ。自分の身に引き寄せて考えようとはしない。
たまに気持ちがかき乱されそうな場合は、チャンネルをカチャカチャ変える。

ベッドから起き上がるのは、1時間経ち、外が明るくなってからだ。
「怠惰は力」
愚にもつかない格言めいたものを吐きつつ、裕作は歯を磨きながら、朝飯を作る。

変わらない平日の、変わらない日々。
このような平穏な毎日の素晴らしさを、大震災以来、つとに痛感するようになった。
同時に、変わらないということは、年々腐っていくことだ、という強い不安も感じている。

「そろそろ身体、鍛えないとな」
裕作は、何度目かの決意を心に思い浮かべながら、テレビを消して家を出た。



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2012年3月21日水曜日

クトゥルフ・ガレッジセール等

駄々をこねるは 可愛い赤子
愚痴をこぼすは 老いた妻

電車に乗っていると、目の前の老夫婦が、口喧嘩を始めた。
妻の愚痴がうるさいという夫の抗議に、妻が大声を張り上げる。

ツララはそれを、幸せそうに眺めていた。
人前でケンカができるほど、お互いに信頼しあっているのだろうと。
(私も、彼といつかこんな風にケンカができれば、いいな)
そしてツララは、もう何度読んだか分からない、御茶漬海苔『惨劇館』の第二巻を読み始める。

ツララが初めて読んだマンガが、この中に収められている「肉玉」だった。
以来、ホラーが大好きになったのだが、その話を他人にするのが、実は、怖い。
自分のキャラと、ホラー好きという趣味が合わないのではないか。
それを打ち明けたために、自分が嫌われてしまうのではないか。

意外に他人の目を気にするツララが、気を許せる数少ない友人が裕作である。
大学のサークルで知り合った彼が、ツララがバッグの中に入れていたホラーのDVDを見て、
「そんなのが好きなの?」
と声をかけてきて以来の仲だ。

その時は一応、たまたま興味があって借りただけだと、否定してみせた彼女に、
「これ、観てみる?」
と言って裕作は、ノートパソコンで「タイの死体博物館」のサイトを見せたのである。

(彼とは気が合う!!)
と思い込んだツララだったが、後になって聞いたところでは、怖いもの観たさでホラー初心者らしき彼女を怖がらせてやろうという、ほんの出来心だったらしい。

しかし、ツララにとって見れば、裕作は自分の素を見つけてくれた初めての友人だった。
彼のために、ツララは毎週、スプラッターのサイトのリンクを彼にメールで送る。

「今日は"ウクライナ21"のリンクを送ってあげなくちゃ」


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2012年3月20日火曜日

『愛と誠』『ライアーゲーム』等


マナーモードが 響いた席の
隣りの女性の 笑い顔

カナタは仕事帰りに寄ったスーパーに、トマトジュースが置いていないことを知って立ちくらみがした。
(あれがないと、生きていけない)
twitterでそれをつぶやいたところ、数人の友人から、近くの店にあるという情報提供を受けた。
駅で1つ分離れたスーパーに売っているというつぶやきを信じて、地下鉄に乗ってやってきた。

カナタ「デルモンテじゃない……」
裕作「カゴメとどこが違うんだよ?!」

裕作の言葉を、カナタは信じられない面持ちで聞いた。

カナタ「全然違う!! そもそも塩分が入っているじゃない」
裕作「塩が少々入っているだけで、そんなに違うかなぁ」
カナタ「飲んでみれば分かる!!」
裕作「人間が飲むものじゃないから、飲めないよ」
カナタ「……」

カナタは『ドラえもん』の中に出てくる「どくさいスイッチ」のことを思い出した。
のび太は、「どくさいスイッチ」を使って嫌な人間を片っ端から消してしまうが、最後は後悔するというオチだった。
でも、でも、この男に対しては……あれを使ったとしても、後悔しないかもしれない……。





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2012年3月19日月曜日

米軍の極秘人体実験、ローラ等

クシャミ一発 噂を笑い
そんな自分に 苦笑い

裕作は朝に弱い。
夜ふかしをしているせいだが、その生活習慣を変えたくての変えられない。
朝方が体にいいと聞いては実行しようとして、いつも失敗している。

「カナタは早起きなんだよな……。吸血鬼のような食生活をしてる癖に」
吸血鬼がトマトジュースを飲むというのは、手塚治虫のドン・ドラキュラから派生した全くの誤解だが、元ネタを知らない裕作にはそれは規定事実となっている。
クシャミをする。
「朝はまだ寒いんだよね」
通勤中のサラリーマンの大群を見ながら、考えることは一つ。
「早く夜になんないかなぁ」
朝の始まりから、すでに夜寝ることに思いを巡らせる、裕作だった。

「おっはよ!!」
なぜか元気いっぱいの声にぞっとした裕作は、急いで横っ飛びした。
裕作がそれまでいた場所に、両手をそろえてダッシュしてきた女性は、そのままの姿勢で前につんのめりそうになる。
「ちょっと、危ないじゃない!」
裕作「危ないのはこっちだよ」

うんざりして振り向いた裕作は、うるさそうにツララを睨む。
裕作「勘弁してくれよ。俺は朝はあまり動かないんだ」
ツララ「さっすが、冷血動物よね」
裕作「うるさいな」

ツララが普段着なのに気がついて、裕作は驚く。
裕作「どうしたの、その格好?」
ツララ「今週一週間は、リフレッシュ休暇なんだよ。こんど部署が変わるから、その前のちょっとした連休。今日はこれから事務なんだよっ」
裕作「うらやましい……さすが大手」

裕作は、会社のことなんか忘れて、海にいけばいいさ、というコピペのことを思い出す。
(思い切って、海に行こうかな……春だし)
ただし、その時に横にいるのは、ツララではなくカナタであってほしいと、切に願うのだった。


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2012年3月18日日曜日

アトピー、BGM等

何が起こるか 分からぬこの世
いつも先読み おこたらず

TOEICの試験会場に向かうためにカナタがドアを開いたら、クロネコが目の前を横切った。
「不吉……」
嫌な予感がした。

以前読んだマンガで読んだ、
「クロネコはイギリスでは、幸運を招くと言われている」
という言葉を思い出して、気分を変えようと努力する。

「……でもアングロ・サクソンって、悪口の“ヤンキー”を自称にするみたいに、元々の意味を逆転するのが得意なのよね。そうすると、本当はクロネコは縁起が悪いということかも……」

ブツブツとひとりごとを言いながら歩くカナタは、地下鉄駅の構内に差し掛かった時、見覚えがある顔に気がついて、ギクリと立ち止まった。

裕作の友人の中野だった。
彼のトレードマークの数珠を首から下げ、ご丁寧に『TOEICテスト新公式問題集』を手に、ブツブツと音読している。



スキンヘッドが異彩を放っていた。

「あっぶない……」

中野と一緒の電車に乗ることを避け、電車を一本遅らせることにした。
「彼も受けるんだ……」
早めに出たので、十分に間に合う。

「やっぱり、あのネコ、幸運のシンボルだったのかな」
カナタは、ホッとしてつぶやく。
中野のことが嫌いな訳ではないが、公的な場所で一緒にいるのは、かなり恥ずかしい。

「それにしても、あの問題集を持っているのは、すごいな。私は最近、噂を聞いて初めて知ったのに……」
そのことを思い出して、クスッと笑う。

「早めに出てよかった……」
カバンを探り、念のために受験票で時間を確かめようとした時、大切なことに気がついた。
「……受験票、忘れてるじゃん」
時計を見る。11時半。急いで戻るしかない。
カナタの気持ちは、半分折れかけていた。


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2012年3月17日土曜日

アンネを逮捕した元ナチ・バックフリップ等

三寒四温と 春にはいうが
休みが“寒”だと 気が晴れぬ

裕作の週末は、小説を読むのが習慣だ。
スターバックスでキャラメルマキアートを飲みながら過ごす時間は、彼にとっては殊の外、大切にしたい時間だった。
このスターバックスには、カナタですら誘ったことがなかったのに、目の前の一匹の邪魔者がすべてをぶち壊してしまった。

裕作「なんでお前がいるの?」
中野「いちゃいかんのか?」

中野は、洗いさらしのジーンズに、白のジャケット、黒いTシャツという一見、普通の好青年だったが、首から下げた数珠状のネックレスが、異彩を放っていた。



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このネックレスを構成する数珠玉の一つ一つが、とんでもなく大きい。平安時代末期に活躍した僧兵が首からぶら下げていたものに似ていて、危ない人間にしか見えないのだ。


裕作「……その数珠、なんなの?」
中野「いいだろ。パワーストーンなんだ」
裕作「恥ずかしいから、それをつけて俺のそばに来ないでくれる?」
中野「嫌なら自分ちに帰れよ。ここは店だ」

隣に座っていた女子中学生二人が、あぶないものを見る目で中野を睨みながら、その場を去った。
裕作「店の営業妨害じゃん」
中野「知るかよ」

裕作はつぶやいた。
「この店、気に入っていたんだけどなぁ」

本日気になったニュースはこちらから。↓

2012年3月16日金曜日

ノンミスに変わった方法・地球滅亡に備え等

いつのまにやら 鳴くウグイスに
そこで咲いたか 梅の花

カナタのマイブームはトマトジュースだ。飲むのは必ず、塩分無添加のトマトジュースと決まっている。

コップにつけたカナタの口の動きを眺めていた天は、ハッとした。
裕作「牡蠣を食べそこねた!」
カナタ「のっけから、どうしたの?」

裕作は悔しそうにカナタを見た。
裕作「そろそろ冬も終わりだというのに、カキを今年は食べていない」
カナタ「今から食べればいいじゃない」

裕作「時期が遅いし」
カナタ「“ r ”の付く月は大丈夫なんだから、“April”の4月なら、問題ないでしょ」

裕作「そんなこといっても、海水の温度も上がってるし……」
カナタ「気になるなら、牡蠣を食べること自体、やめればいいんじゃないの?」
裕作「もったいないなぁ」
カナタはあきれたように天をにらむ。
カナタ「未練がましいこと言わないで、これでも飲んでれば?!」

裕作はカナタの差し出すトマトジュースから逃れながら、以前カキを食べて腹を下したことを思い出していた。

それは12月だったけれども、あの苦痛はもう二度と味わいたくない。
慎重にならざるを得ないのだ。
裕作「冬もおわりだなぁ」


本日の、気になった記事はこちら↓

2012年3月15日木曜日

ブリタニカ百科事典・PHA氏など

暑さ寒さも 彼岸までなら
この苦しみも 彼岸まで

『蒼天航路』というマンガの題名を唐突に思い出したのは、空が抜けるように蒼かったせいだろう。
どこまでも続くような雲ひとつない青空は、地球をおおい、守っている。

永遠に色があるのならば、もしかして、青い色かもしれないとかなたはいつも思う。

カナタ「紫外線が強い……」
裕作「日差しが強くなったね」
カナタ「お肌の手入れが大変な季節なのよね」

裕作は、スマートフォンを差し出した。
裕作「これ、知ってる?」
カナタは、画像を見た瞬間、吹き出した。
カナタ「ああ、化粧のビフォー・アフターの人でしょ。こんなの、女の子だったら普通なのに、騒ぎすぎ!」
裕作「これ、その動画なんだ」
カナタ「ほんとに?! ずっと見たかったんだ。お化粧の仕方、うまいよね」



今日の気になった記事はこちら。↓

2012年3月14日水曜日

ネットゲリラ・KONY2012など



春は名のみと 呟きつつも
心浮き立つ 弥生の日


風は寒いが、日差しはすっかり春となったこの日。
ほんの数日前には雪が降っていたとも思えぬ陽気に背中を後押しされるように、裕作は友人である、カナタを昼食に誘った。
食事が終わり、コーヒーを飲みながら、裕作はスマートフォンを彼女に差し出す。

裕作「ほら見て。ネットゲリラがここ数日、閲覧できなくなってるんだ
カナタ「ネットゲリラって、2ちゃんねるのまとめサイトでしょ?」
裕作「そう。記事のアップ数は少ないけれど、毎回ブログ主が書いているエッセイが面白かった」

カナタ「ほかと比べると、政治的な記事が多かったんだよね。……もしかして、政治的圧力?!」
裕作「きっつい批評が多かったからなぁ。右翼も左翼どちらにもケンカをふっかけてたし……」
カナタ「ネトウヨに批判的だったけれど、本人は右寄りっぽいんだよね」
裕作「それが面白かったんだけど」

カナタは、コーヒーカップに角砂糖を入れ始めた。5個目になったときに、天はかなたの手を押しとどめた。
裕作「入れすぎだろ」
カナタ「いいじゃない。私、太りにくいし。ちょっと、いきなり触んないでよ」
裕作「あ、ゴメン」
カナタ「……ネットゲリラさん、色々なお仕事をしていたんだよね?」
裕作「アダルト関係の仕事していたから、人脈も広かったみたい」
カナタ「ヤバイことに巻き込まれて、拉致監禁でもされてたら、怖いな……」

裕作は、首を振った。
裕作「どうやら違うみたい。本人がYahoo!のブログにサイトを新設してたし、二階堂氏が事情を説明してた」
カナタ「その前の『ネットゲリラさん、電話がつながらないけど』という記事に貼られているのが『電話応対のルールとマナー』になってて、そこはかとない悪意を感じる(笑)』
裕作「そりゃ、二階堂氏の責任じゃないでしょ」

カナタ「OCNにいろんな方面から批判が殺到してて、OCNが面倒になってサイトごとつぶしちゃったんだね」
裕作「NTT系列だから信用していたのに……」

カナタは、ふと、空を見上げた。空に広がっていた雲は自由に見えるが、時がたてば形が変わり、やがて消えてしまう。自由と永続とは、両立しがたいものなのだ。


本日気になった記事はこちら。 ↓

2012年3月13日火曜日

原発・増税

いやよいやよは 好きだと言うが、
ほんとか嘘かは 相手次第

今朝、女性車両の横を通ったときに、強い香水の臭いを嗅いで、むせ返ったときに高校時代の女性教師のことを思い出しました。

彼女の香水は、クラスの生徒からは一概に不評で、
「あいつの側には近づきたくない」
と皆で言い合っていたものです。

そうです。子供の頃は、女性の化粧のニオイが苦手でした。ところがいつの間にやら、魅力的に感じているのですから、不思議です。

ホルモンバランスの変化のせいなのか、加齢によって嗅覚が衰えたせいなのか、それとも他の要因のせいなのか……。

通勤中の女性車両ドアから溢れだした大量の化粧品や香水の臭いは、久々に、子供の頃にそれが嫌だったことを思い出させてくれました。あれは、高校生以下の子供にとってはつらいでしょうね。

本日気になった記事はこちら。↓

2012年3月12日月曜日

銃乱射、星新一など

昨日は雨で、今日は晴れ
天気次第の この気持ち

昨日、友達と食事に行ったとき、雨がポツポツと降りはじめたため、上空を仰ぐと濃い雲が漂っているのが分かりました。
(こりゃ天気は荒れるな)
と思い、傘を持って来なかったことを後悔しながら、店に入りました。

ところが、23時頃に再び外に出ると、雲一つない夜空です。月が綺麗なこと!
あれだけ曇っていた空がウソのようでした。

月は上弦だったのでしょうか。
美しくて、うっとりと見入りました。

秋の空は変りやすいといいますが、この季節も、天気がどう変わるのか読めないものですね。

今日の気になった記事はこちら。
米兵とはいっても、その中には素晴らしい人もいれば最低のクズもおり、十把一絡げにはできません。
この事件の犯人は、軍事目的ではなく、単に嗜好目的の殺人犯のようですから、最低のクズに属する人間なのでしょう。

ところが現地の人に、そのような冷静な割り切ることはできません。
ただひたすら、「米兵」全体への憎悪が深まり、タリバンのような狂信者たちへのシンパを募らせるだけ。
この件は、アメリカのイメージダウンとなり、アフガニスタンの米軍の活動に、大きな支障をもたらすでしょう。

"日常で殺人を犯せば犯罪だが、戦場で殺人を犯せば英雄だ"
という言葉がありますが、両者は似て非なるもの。
日常生活で犯罪を犯すような人間を戦場に連れていっても、このようなバカげて痛ましい事件を犯すだけで、戦争遂行上邪魔になります。
どちらにとっても忌まわしい事件です。

公開殺人の刑にでもすれば、現地の感情はやや改善するでしょうが、アメリカにその選択はできないでしょう。

2ヶ月近く前の記事ですし、スレ自体も3年前のものですが、見逃していたので。
アイデアにあふれた作品群は、いつ読んでも飽きないですし、読みふけってしまいますよね。

星新一のショート・ストーリーには、未来や平行世界などの現在と異なるシステムの社会の矛盾、あるいは良かれと思って行った行為が後日とんでもない結果を生むなど、いくつかのパターンがあります。
パターンを分析して題材を変えれば、いくらでも似たような話はつくれそうな気もしますし、星新一自体も(頭の良い人なので)もしかしたらそのような公式を作り、毎回その公式に当てはめて自動的に創作していたのかも知れません。

しかし、彼の創作スタイルは彼のもので、いくら面白くても、彼のマネになります。彼が亡くなり、彼のスタイルの作品が読めなくなった悲しみを、このスレを読むうちに改めて覚えました。

2012年3月11日日曜日

コピペ、震災など

渡るアホウに煽るバカ
同じ愚者なら避けなきゃ損損

フジテレビ番組内で、老人に″火渡り″。老人は歩行不能の大火傷を負い危篤に」という記事によれば、数年前にフジテレビが、番組内で老人に灯油を撒いたダンボールの上を歩かせ重症を負わせたそうです。
週刊誌にすっぱ抜かれていました。

日本のテレビのバラエティ番組の面白さは、海外からも評価が高い反面、その陰では無茶がまかり通っています。

テリー伊藤のような番組製作者が、どれだけの無茶を現場に要求していたか、ウィキペディアに詳しく書かれています。

面白ければ、多少の無茶や暴力や違法行為くらいやっていいんだ、という報道関係者の意識が、この事件の源流であることは間違いないでしょう。

利用されるのは、いつの世も流されやすい弱者です。


本日の気になった記事はこちら。
とある編集者に以前聞いた話です。
その歴史作家は、出版ぎりぎりまで原稿を修正し続けるのだとか。
それが過去の書籍の復刊であっても、です。

「若いころの作品なので、文章を校正させて欲しい」
と言って初校ゲラを預かっても、元の文章がなくなるくらい、赤字で校正て編集者に戻すのです。

(出版に対してなんて真摯なんだろう!)と編集者は感動したのですが、後で編集長に、作家が病的なほど校正要求する裏事情を知って、愕然としたといいます。

その作家、売れる本を創るセンスはあるものの、歴史を地道に研究しようとする姿勢にまるっきり欠けていました。

そこで、どうしたか?
無名な作家や郷土史家の作品で絶版になったものを図書館で探しだしては、ノートに切り貼りし、順番を入れ替え、文末表現をすべて自分の表現に変えて原稿を書いていたのでした。

30代までそうやってパクリじみた創作活動を続け、そこそこ有名となりました。40代になると、これまで書きためた原稿を切り貼りして、新たな作品を書く……その繰り返しで、今や“独自の視点を持った歴史作家”として、ラジオやテレビでも活動しているようです。

何度も文章を入れ替え、校正を続けるうちにオリジナルとなり、ようやくパクリから離れたものの、元々のパクリがバレるのが怖くてたまらない。

なにしろ、自分の作品は全て、元の作品にパクリ。自分のアイデアなんて、何一つない。
そこで、、病的なほど赤字で文末表現を変え、加筆や修正を重ね、元の文章の原型がなくなるまで校正しないと気が済まない……それが、彼の異常なまでに修正された校正ゲラの理由だったのです。

今は切り貼りではなくコピペすれば足りる世の中ですが、バレるものはバレます。
上記の件も、昔から作家と付き合いのある編集長にはバレバレで、業界でもほとんどの人が知っているそうです。

コワイコワイ。

とうとうあの大震災から一年が経ちました。
月日の流れる早さには驚きます。

2万人を超える人々が亡くなったあの大規模災害のことは決して忘れられませんが、記録に残しておかないと、やがて風化が進みます。

『エイリアン』や『グラディエーター』の監督であるリドリー・スコットが、3/11の記録を映画に編集して公開するとのこと。これは良い試みですね。ただ、これをバックアップしているのが、冒頭の悪さをしたフジテレビ(笑)。なんかヤダwww

2012年3月10日土曜日

本日の更新(2013/03/10)

寒い寒いと寝床で思い、
渋々起きると外は雪。

『4月の雪』なら映画になりますが、3月の雪はそこまで珍しくはないかもしれませんが、雪が降っていて、少し気持ちがはずんでいます。

『4月の雪』のことをを思い出したついでに、主演のペ・ヨンジュンの名を久しぶりに思い出したことに気付きました。彼のことを調べたところ、高麗人参「正官庄」(せいかんしょう)のイメージキャラクターを務めていました。

高麗人参といえば、朝鮮人参、あるいはオタネニンジンとも呼ばれ、健康食品としては定番中の定番。売れない芸能人が健康食品のピーアールをするのは、よくあること。

とはいえ、あれほど売れたペ・ヨンジュンが、こんな仕事をしているのを見るのは、少しガッカリしました。

さて、本日気になったサイトから。
ピースボートのポスターが、よく街角やレストランに張っています。世界一周に憧れていた私は、いつか乗りたいと考えていました。ところが、創設者の辻元清美の悪い噂や、彼らの偏った思想を知り、その気持も失せました。

ただ、“大義”を抱いてピースボートに乗れば、一生の仲間を得ることができるという、興味深い内容が書かれています。

「腹八分目医者いらず」とは昔から言われていますけれども、20年間食事コントロールされた猿の比較映像を見ると、昔の人の言うとおりだと思えますね。


食事も、時間も、コントロールできるようになりたい……。

2012年3月9日金曜日

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