第13回目の今日紹介するのは「A Hamburger Today」(今日のハンバーガー)です。
読んで名の如し、毎日日替わりで、ハンバーガーについて紹介するサイトです。
『TIME』では、
一見したところ、アメリカのうまいサンドイッチというテーマはブログとしては範囲の狭いもののように思われる。しかし「シリアル・イーツ」サイトのの「A Hamburger Today」では、飢えた人々が6年以上もの間、そのテーマが限りないほどの発想のタネとなりうることを教えてくれている。新しいハンバーガー(だいたいいつも牛肉を使っているが、必ずというわけではない)を紹介し、スマッシュバーガーやハーディーズ、ジャック・イン・ザ・ボックスのような世界で将来有望な地方発のチェーン店が紹介されている。と説明しています。
シリアル・イーツとは日本の「食べログ」のようなものでしょうか。
飲食店の紹介にとどまらず、食べ物について熱く語ることのできるサイトのようです。
日本では2ちゃんねるの力があまりに強すぎて、各種テーマについて熱く語ることのできるサイトが残念ながら発展していませんが、アメリカではテーマごとに有名ドコロのサイトがあって、それぞれが分散して発展しているのでしょうね。
さて、ハンバーガーです。
ハンバーガーといえば、アメリカ人の国民食。
ハンバーグと具をパンで挟んだ簡単な形状は、あまりにシンプルなので、それだけで6年間、土日祝日を除く毎日連載するというのは、『TIME』の記者が指摘するまでもなく、難しいことだと思いますが、「A Hamburger Today」はそれをやっています。
サイトを開けば、これでもか、というほどの各種のハンバーガーが紹介されていますので、空腹時にはこのサイトを開かないことをお勧めします。
果たしてどのような記事が読まれているのか。最近人気となった記事をご紹介しましょう。
Burger King Mascot Gives Away Free Whoppers at McDonalds During Prank(2012年9月24日)
(バーガーキングのマスコットがマクドナルドでふざけて無料の贈り物を配って回る)
長いこと慣れっこになった、バーガーキングの気味の悪い王様のマスコットを、
昨年、バーガーキングは宣伝に使うのを止めてしまったのだが、アトランタを本拠地とする「非現実的なお笑いグループ」の「ウッドクリーク派」のお陰で、はしゃいだ王様がジョージアのローマのマクドナルドで無料の贈り物を配って回る、という悪夢を再度見ることになった模様だ。
マネージャーが彼に、なぜハンバーガーを配って回ったのか、その理由を尋ねたところ、お金を工面して、子供のチャリティーのための意識を喚起していたのだと主張した。どんな子供のためなのか、という質問には、「すべての子供たちのため」だと説明した。……どうでもいいネタですね。
マネージャーが警察を呼んだが、警察が到着する前に王は逃げてしまった。
こういうハンバーガー絡みのおもしろ記事から、おいしいハンバーガーのためのレシピまでがてんこ盛りに載っていますので、ハンバーガリアンの人々は、一度はチェックしてみてはいかがでしょう?