どんなもんだろうと思って買って飲んでみた。……確かにちがう。
圧倒的なカラさ
これよりもポピュラーな商品であるコカ・コーラ社の「カナダドライジンジャーエール」と比較すると、圧倒的にカラい。カラいといってもカレーライスやトウガラシのようなカラさではなくて、すりおろしたばかりの大根おろしとか、切ったばかりの生タマネギのようなカラさだ。炭酸も幾分強めかもしれない。だから、喉にカーっとくる。それでいて甘いから、不思議な飲後感を得ることが出来る。
不勉強で知らなかったが、このウィルキンソンというブランドは純国産なのだそうだ。明治期に20歳で日本で一旗上げるために来日したジョン・クリフォード・ウィルキンソンが有馬で炭酸鉱泉を発見し、日本で炭酸飲料を発売し始めた。それがアサヒ飲料に買収され、歴史を今に刻んでいる。
ホットジンジャーも良かった
コカ・コーラ社から発売されたホットジンジャーも最近になって飲んでみたが、これも美味しかった。こちらはウィルキンソンよりも甘いのだが、炭酸が強め。その上温かいから、冷たいものよりも喉にカーっとくる。風邪を引きそう……こういう時は喉の奥でウイルスや菌が繁殖している。ここにホットジンジャーを当てることで、殺菌効果が期待できるのではないか。事実、風邪の引き始めにこのホットジンジャーを飲んだせいで、数時間後には体調が良くなったことが今月何度もあった。
炭酸を温めても大丈夫なのか心配になったが、同じようなことを考えている人がいて、回答が書かれていた。
★ ホット炭酸 秋から発売スタート、炭酸飲料を温めると爆発しないの?
想像どおり、缶ごと急激に加熱すると内圧が急上昇するため、爆発する可能性もあるようです。しかし、加熱方法によっては炭酸を残したまま温めることが出来るそうで、コカコーラも今回の発売についてちなみに、記事の中で商品名を「ホットジンジャエール」と記者が書いているのは間違い。コカ・コーラ社では「ジンジャーエール」、ウィルキンソンは「ジンジャエール」と使い分けをしているのでご注意。
「カナダドライホットジンジャーエールは、コカ・コーラシステムが約4年の歳月をかけて開発したコカ・コーラ史上、世界初となるホット炭酸飲料です。」
とコメントしています。ホットジンジャエール、ホット芳醇アップル&ホップともに、再加熱はNGで 購入後すぐに飲んでもらうことを想定されています。
なんにしても、再加熱はNGということは、コンビニなどの店頭で買うしかなさそう。これも美味しいので、見かけたら、是非飲んでみて欲しい。
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