同じ愚者なら避けなきゃ損損
「フジテレビ番組内で、老人に″火渡り″。老人は歩行不能の大火傷を負い危篤に」という記事によれば、数年前にフジテレビが、番組内で老人に灯油を撒いたダンボールの上を歩かせ重症を負わせたそうです。
週刊誌にすっぱ抜かれていました。
週刊誌にすっぱ抜かれていました。
日本のテレビのバラエティ番組の面白さは、海外からも評価が高い反面、その陰では無茶がまかり通っています。
テリー伊藤のような番組製作者が、どれだけの無茶を現場に要求していたか、ウィキペディアに詳しく書かれています。
面白ければ、多少の無茶や暴力や違法行為くらいやっていいんだ、という報道関係者の意識が、この事件の源流であることは間違いないでしょう。
面白ければ、多少の無茶や暴力や違法行為くらいやっていいんだ、という報道関係者の意識が、この事件の源流であることは間違いないでしょう。
利用されるのは、いつの世も流されやすい弱者です。
本日の気になった記事はこちら。
とある編集者に以前聞いた話です。
その歴史作家は、出版ぎりぎりまで原稿を修正し続けるのだとか。
それが過去の書籍の復刊であっても、です。
それが過去の書籍の復刊であっても、です。
「若いころの作品なので、文章を校正させて欲しい」
と言って初校ゲラを預かっても、元の文章がなくなるくらい、赤字で校正て編集者に戻すのです。
(出版に対してなんて真摯なんだろう!)と編集者は感動したのですが、後で編集長に、作家が病的なほど校正要求する裏事情を知って、愕然としたといいます。
その作家、売れる本を創るセンスはあるものの、歴史を地道に研究しようとする姿勢にまるっきり欠けていました。
そこで、どうしたか?
無名な作家や郷土史家の作品で絶版になったものを図書館で探しだしては、ノートに切り貼りし、順番を入れ替え、文末表現をすべて自分の表現に変えて原稿を書いていたのでした。
30代までそうやってパクリじみた創作活動を続け、そこそこ有名となりました。40代になると、これまで書きためた原稿を切り貼りして、新たな作品を書く……その繰り返しで、今や“独自の視点を持った歴史作家”として、ラジオやテレビでも活動しているようです。
何度も文章を入れ替え、校正を続けるうちにオリジナルとなり、ようやくパクリから離れたものの、元々のパクリがバレるのが怖くてたまらない。
なにしろ、自分の作品は全て、元の作品にパクリ。自分のアイデアなんて、何一つない。
そこで、、病的なほど赤字で文末表現を変え、加筆や修正を重ね、元の文章の原型がなくなるまで校正しないと気が済まない……それが、彼の異常なまでに修正された校正ゲラの理由だったのです。
そこで、、病的なほど赤字で文末表現を変え、加筆や修正を重ね、元の文章の原型がなくなるまで校正しないと気が済まない……それが、彼の異常なまでに修正された校正ゲラの理由だったのです。
今は切り貼りではなくコピペすれば足りる世の中ですが、バレるものはバレます。
上記の件も、昔から作家と付き合いのある編集長にはバレバレで、業界でもほとんどの人が知っているそうです。
上記の件も、昔から作家と付き合いのある編集長にはバレバレで、業界でもほとんどの人が知っているそうです。
コワイコワイ。
とうとうあの大震災から一年が経ちました。
月日の流れる早さには驚きます。
2万人を超える人々が亡くなったあの大規模災害のことは決して忘れられませんが、記録に残しておかないと、やがて風化が進みます。
『エイリアン』や『グラディエーター』の監督であるリドリー・スコットが、3/11の記録を映画に編集して公開するとのこと。これは良い試みですね。ただ、これをバックアップしているのが、冒頭の悪さをしたフジテレビ(笑)。なんかヤダwww
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