そんな自分に 苦笑い
裕作は朝に弱い。
夜ふかしをしているせいだが、その生活習慣を変えたくての変えられない。
朝方が体にいいと聞いては実行しようとして、いつも失敗している。
「カナタは早起きなんだよな……。吸血鬼のような食生活をしてる癖に」
吸血鬼がトマトジュースを飲むというのは、手塚治虫のドン・ドラキュラから派生した全くの誤解だが、元ネタを知らない裕作にはそれは規定事実となっている。
クシャミをする。
「朝はまだ寒いんだよね」
通勤中のサラリーマンの大群を見ながら、考えることは一つ。
「早く夜になんないかなぁ」
朝の始まりから、すでに夜寝ることに思いを巡らせる、裕作だった。
「おっはよ!!」
なぜか元気いっぱいの声にぞっとした裕作は、急いで横っ飛びした。
裕作がそれまでいた場所に、両手をそろえてダッシュしてきた女性は、そのままの姿勢で前につんのめりそうになる。
「ちょっと、危ないじゃない!」
裕作「危ないのはこっちだよ」
うんざりして振り向いた裕作は、うるさそうにツララを睨む。
裕作「勘弁してくれよ。俺は朝はあまり動かないんだ」
ツララ「さっすが、冷血動物よね」
裕作「うるさいな」
ツララが普段着なのに気がついて、裕作は驚く。
裕作「どうしたの、その格好?」
ツララ「今週一週間は、リフレッシュ休暇なんだよ。こんど部署が変わるから、その前のちょっとした連休。今日はこれから事務なんだよっ」
裕作「うらやましい……さすが大手」
裕作は、会社のことなんか忘れて、海にいけばいいさ、というコピペのことを思い出す。
(思い切って、海に行こうかな……春だし)
ただし、その時に横にいるのは、ツララではなくカナタであってほしいと、切に願うのだった。
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日本軍の731部隊が中国で行なっていた人体実験は有名です。
中国国民党軍の捕虜や犯罪者、時には現地の一般人までもが実験対象となりました。
実験対象は「マルタ」と呼ばれて非人道的な扱いを受けましたが、敗戦後、関係者の多くは米軍へ実験結果の提供を見返りに、罪を免れたといいます。
米軍にとってみれば、数多くの人体実験の結果は、日本軍の罪の追求の手を緩めるに値する、喉から手が出るほど欲しい資料でした。
科学の進歩のためには、自国の市民を実験対象に選ぶことすら躊躇しない米国の実利主義が垣間見えます。
日産がどうやらやってくれるようです。
この素敵なフォルムでフランスのサーキットを駆け巡る姿を想像しただけで生唾ものですが、あの夏の熱い道路を、こんな黒い機体で走っても平気なのでしょうか?!
ハッピーエンドだけでは物足りなくなる時があります。
そもそも、ハッピーエンドでは終わらないのが世の中というもの。
これ系の物語や怖い話を読んだ時、嫌な気分になると同時に、なにか納得した気持ちになるものです。
電通が支配するマスコミは信用出来ないのですが、最近はネットも、人海戦術を使って世論を作ろうとする動きがあって油断できません。
今は誰もがカラオケに行くので、そこそこ歌えるので、笑いのネタにならないのが残念。
彼女は一昨年までのスザンヌの位置に、完全におさまったのではないでしょうか。
性格もスタイルもいい子ですが、根が真面目そうだから、いずれ作った自分のキャラに我慢できなくなりそうな予感がしています。
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