「敗戦で負けたけれども、日本人はすごいのだ、ということを世界に見せつけてやりたい」
というものがあったそうです。
実際のところ、彼の映画の影響のおかげで、日本人が持たれていたネガティブなイメージを大きく変えたと言われています。
今でも『七人の侍』については、海外の掲示板でも賞賛の声をよく聞きます。日本人から遠く離れた外国で、日本作品が高評価なのに出会うと、嬉しいですよね。
敗戦から立ち直った後、高度経済成長からバブルに向かう過程では、日本のイメージが再度毀損されました。エコノミックアニマルと言われ、バブル時に、海外でブランド品を買いあさる姿や、儲け至上主義の輸出攻勢などは、欧米から大きな批判を浴びました。
当時の日本人のイメージは、今の中国人のイメージに近いものがありました。カネに意地汚くて、他国の迷惑を顧みない世界の嫌われ者・・・・・・それが日本人でした。
ところが、バブルが終演を迎える頃から、「それではいけない」「これから売れるのはコンテンツ。日本の文化を売っていかなくてはならない」という声が大きくなります。日本のゲームが世界なかで人気を博し、日本のコンテンツも輸出できるのではないか、と誰かが考えたのでしょう。その中で、「クールジャパン」というキャッチコピーが、広告代理店辺りから発信されるようになりました。
最初その言葉を聞いた時は、どうなの? それ? と思いました。だって、たとえば中国や韓国が、
「カッコイイ中国!」「カッコいい韓国!」
などというキャッチコピーで中国や韓国の商品の売り込みを図るようなもの。自分たちで自分のことをカッコいい、と宣伝する夜郎自大な精神を気持ち悪いと思うのではないでしょうか。
ところが、元々日本のコンテンツ自身にそれだけの力があったからか、日本のゲームやコミックやアニメが徐々に世界に受け入れられていきます。それは「クールジャパン」という言葉に集約されることで、日本のコンテンツへの高評価、イメージアップに形が与えられていったのです。
実際に、日本発の発明の映像がYouTubeに上がっていると、必ずcool! という褒め言葉がコメント欄を埋め尽くす、という光景が、珍しくありません。因果関係はわかりませんけどね。でも、クール・ジャパンという言葉が広まり始め、日本発のニュースがネット上でcool! と賞賛される機会に触れることが多くなった変化を実感した者としては、この「クール・ジャパン」というブランド戦略は、成功したものだったように思うのです。
ところが、どうやら事業仕分けの中で、この「クール・ジャパン」もまた不必要な事業として位置づけられようとしているようです。
“クール・ジャパン”にも厳しい意見
成功しているものを、なにも辞める必要ないと思うのですけれどね。
本日読んで、気になった記事はこちら。↓。
★ 麻薬Gメン「沢尻エリカに重大な関心」大麻だけじゃない依存症
週刊誌を読みましたけれど、夫が実名で告白しているので、ほぼクロなのでしょうね。夫はこれまで、
「彼女にはもっと大きな秘密がある。でも言わない」
と発言していましたけれども、これがそれだったのでしょう。もう週刊誌にバレてしまったから、仕方がないと思ったようで、重い口を開き、沢尻エリカが離婚したがった理由などについて、ようやく腑に落ちました。
それにしてもエイベックスの松浦は真っ黒ですね。これほど汚れた人間が、日本の芸能界のトップを占めていることに暗澹とします。
★ 私は役員になれない
いろいろな会社の役員の方と関わる機会がよくある。全員がそうだとはいわないけど、彼らは驚くほど似通っている。彼らはなんらかの「持論」を持っている(中略)この持論は体系立っていて、かつ主観的だというのがポイントだ。その人が世界を見る角度がはっきりと出ている。どの持論も違っていて、偏っていて、面白い。(中略)
役員は結論が先にある。「これはこうなんだ」。そう考えてからそうである理由を考える。世にあるひとつひとつの事実は、彼らにとって積み上げるべき要素ではなく、思考のきっかけでしかない。結論を立ててから、それが現実に適用できるかシミュレーションする。面白いことに、彼らは妙に素直である。シミュレーションで間違いがあったりするとその持論を簡単に引っ込める。ともあれ、このテストをパスし続けた結論が彼らの持論となる。
「役員」だけではなく、成功者全般に見られる特徴ですね。「持論」は、「価値観」や「哲学」と言い換えてもいいですが、この一つの価値体系を持てるか否かが、勝敗の分かれ道なのでしょう。
★ コミュニケーション能力が高い人の会話の特徴ランキング
私に足りないのは、「常に自然な笑顔をキープしている」という点のようです。話が煮詰まってくると、どうも額にシワを寄せるくせがあるようなので、気をつけていきたいです。
★ 失敗ナシ!混ぜて炊くだけ!炊飯器チーズケーキの作り方
炊飯器はご飯をたくだけしかできないと思っている人が今でも多いのですが、実は万能調理器無難ですよ! チーズケーキが好きな人は多いと思いますが、実はこんなに簡単に作れるのです。
★ 日本の入れ墨事情:大阪の将軍
入れ墨、という言い方は本職の人からは嫌われるそうです。昔、罪人に墨を入れたのが、「入れ墨」という言葉の元だったため、「彫り物」という言い方を使う方が好まれるようです。若者は「タトゥー」と呼ぶことが多いです。
日本で刺青が大きく広まったのは、江戸時代だと言われています。その頃『水滸伝』が人口に膾炙したため、物語に描かれた無頼の徒に憧れた渡世人や漁師などの間に、刺青が大流行します。
ところが、名字になって刺青が禁止され、徴兵検査の際には厳しく咎められるようになり、漁師などの間から刺青が消え、ヤクザなどのアウトローが主な担い手となりました。今では、刺青はヤクザを象徴しています。
これをした公務員を排除するのは当然だと思うのですが……マフィアとしての象徴を持つ人間を、公権力からはずしていっているのだと、欧米に説明していかないと、橋下氏の政策が、珍妙なものに思われてしまうことでしょう。
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