代わりに、こういう記事が見つかりました。
ギリシャ “欧州の玄関”に押し寄せる移民、台頭する移民排斥の極右政党
たしかにトルコも少しずつ豊かになっていますが、欧州の豊かさからは、まだかけ離れているようです。しかも、トルコの周囲にはトルコよりももっと貧しい国々がひしめいています。トルコにとってみれば、欧州の仲間入りをすることは、周囲の貧乏国とは一線を画するための悲願。少々ギリシャが政治的に混乱している程度の段階では、トルコから「ユーロに加盟していなくてよかった」という声が出るにはまだ早すぎる、ということなのでしょう。
ギリシャに渡るために、今でもアフガニスタンなどから、トルコへ続々と人が集まってくる、という事実から、そのような内情を予測します。
そんなトルコの空軍機を、シリアが撃墜したことで大問題となっています。
シリアがトルコ軍機を撃墜、エルドアン首相「断固たる措置」
これは突発的なものなのか、それとも他の意図があるのか。たとえば、中東の春、と呼ばれる2010年から2011年にかけての連鎖的な革命。この影響で、シリアでは今でもデモが頻発しています。革命を事前に防ぐためには、外に敵を作ることで、国内を結束させるという手法が有効です。そのガス抜き先として、トルコが選ばれたのではないか、という推測が成り立ちます。
トルコはイスラム国家のくせに欧州の仲間入りをしようとしている、イスラム社会にとっての裏切り者。普段ならば味方をしてくれる欧州が混乱しているので、トルコには現在、後ろ盾がありません。そこを狙われたのかもしれませんね。
本日読んで、気になった記事はこちら。↓
>★ ハーバードはどうしてホームレス高校生を何人も合格させるのか?
ハーバード大学といえば、世界でも最高峰の大学として有名です。受験勉強が日本ほど熾烈ではないと言われるアメリカでも、ハーバード大学だけは別格だとよくいわれます。この大学では、家が貧しい高校生を率先して受け入れているのだそうです。
★ 『ウイルスと地球生命』知られざるウイルスの役割
2000年、今まで病原体の塊と思われていたウイルスが、実は人の胎児を守っていることが明らかにされ、人びとに衝撃を与えた。母親の免疫系にとっては父親の遺伝形質は異質な存在であり、普通であれば免疫反応によって胎児内の父親遺伝形質を拒絶しようとするはずである。ところが、拒絶反応の担い手である母親のリンパ球は、一枚の細胞膜によって胎児の血管に入るのを阻止されている。一方でその細胞膜は、胎児の発育に必要な栄養分や酸素の通過は遮らないのだ。長らくこの細胞膜の構造は謎に包まれていたが、2000年にヒト内在性レトロウイルスにあるシンシチンというタンパク質の作業により作られていることが判明した。ウイルスのまったく新しい側面が明らかになった瞬間である。病気の原因とみなされていたウイルスが人間の存続に重要な役割を果たしていることが示されたのだ。ウイルスが人間の細胞の内部にとりこまれ、遺伝子として何億年も共に生きていたなんて、面白いですね。
★ 恐怖の中で死んだバッタ、土壌に悪影響を及ぼす 研究論文
バッタだけに、バッタバッタと死んでいったのでしょうか。
★ 泥沼のギリシャ、スペインから金蔓にされながら逆恨みされるドイツ国民の憂鬱
ギリシャやスペインのいい行政組織とドイツのような厳格な行政組織が一緒になったことがそもそも間違いでした。ギリシャ人にとっては、多少汚職があろうと、お互いに許しあい支えあう昔ながらの共同体に郷愁を感じるでしょうし、ドイツ人にとっては、近代的な、公務員の過ちを許さないシステムに安心を求めます。その奥底には、異なった価値観の体系が横たわっています。
★ 1989年公開「ミニドラSOS」で描かれた近未来の2011年と現実の2011年が一致したところ
2011年の日本は、もっと近未来的になっていたはずでしたけれども、実際になってみると、それほど大きくは変わっていません。もしかして、西暦2100年の未来になっても、街並みは大きく変わらなかったりして。
0 件のコメント:
コメントを投稿