続きです。
これが「倫理的な石油」に見えるだろうか?社会派ブログの面目躍如、というところでしょうか。
トナカイの生息地を保護し、この自然保護の象徴となった種の数を復元するためというよりはむしろ、アルバータ州は科学に頼らず、産業の自由な発展を保護するため、狼を殺している。
その結果、非倫理的な石油依存は想像できる最も恥ずべき野生生物制御プログラムの一つを引き起こしている。
政府も共謀しており、連邦及び州政府にいたるまでもが、生物学者の声を見捨て、巻き込まれた生物学者は警告する力を失っている。
真の科学は棚上げ状態となり、その間に産業界に優しい政治判断ばかりが優先する。
科学者の警告が無視され、聖なる野生生物保護よりも産業界の権益を優先しているのに、これが私達の民主主義の状態だと言えるだろうか?
「DeSmogBlog」はこの問題に、独自の調査を続けていこうと思うので、今後の詳細報告を待って欲しい
そしてこのブログは、分析に終わらず、私達がどのように行動すればいいのか、提言を行なっています。
行動を起こせオイルサンド=タールサンドは、日本語で「油砂」と訳されます。
非科学的な狼排除をやめさせるために、下記行動に参加することで、大きなうねりを創りだすことが出来る。
行動指針:カナダ政府に訴える:オイルサンドのために、狼を殺すのはやめろ!――狼の殺害に反対する20万以上の声。
「DeSmogBlog」の政策変更の請願書への署名を――自然淘汰を「痛ましいが科学的な仮定として認める」と考えている、カナダ連邦環境大臣であるピーター·ケントへ、無謀なオオカミ虐殺に終止符を打てと訴えろ。
アルバータ州立政府への請願書――この請願書に署名することで、アルバータ州の持続可能資源開発大臣であるフランク・オベールと、アルバータ大学のフィオナ・シュミーゲロールに、地方レベルで圧力をかける。
NWFアクションセンター――アメリカに住んでいる人々は、ここに来て、キーストーンXLタールサンドパイプラインとオオカミ淘汰の間の点を結びつけるために、上院議員や下院議員に手紙を送ることができる。
また、今日(2011.4.11)放送する全米野生動物連合の科学者であるデビッド・ミゼユスキーの話をテレビで観て、オイルサンドの利益を保護するために狼を毒殺する計画に関するNWF(全野連)の報告書を読んでほしい(後略)。
石油成分を多く含んだ砂岩のことで、アスファルトのようなものだそうです。
日経新聞がオイルサンドについて、詳しく記述していました。
★ カナダの「黒い金」がアジアを救う
しかし、中東の油田が砂漠を掘るのに比べて、カナダでは採掘によって(なにしろ、地表の土をすべて削り取っていくのです)大規模な森林破壊をともなうために、現在環境団体から、大きな非難を受けているのです。
人間の欲望を抑制して、持続可能な自然利用を心がけて行くべきでしょう。
「DeSmogBlog」の活動には、これからも時々注目していきたいですね。
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