「KILL SCREEN」の中で、人気となった記事は、私達にとってもお馴染みの、任天堂の「ドンキーコング」をもとにしたドキュメンタリー記事についての解説です。
Donkey Kong champion reflects on accuracy of King of Kong (2012年9月28日)
(ドンキーコングのチャンピオンが『キング・オブ・コング』が正確かどうかを採点する)
ドキュメンタリー『キング・オブ・コング~一握りのコイン~』では、負け犬のスティーブ・ウィーブがドンキーコングの現チャンピオンであるビリー·ミッチェルを追い落とすことを目指している。 サイト「Mediascape」で、アンディ・マイヤーズがウィーブに、映画撮影の経験ついてインタビューを行った。この『キング・オブ・コング』というのは2007年に発表されたドキュメンタリーで、大変な評判となりました。
最近のアメリカのドキュメンタリー番組ではトップ10に入るほど面白い内容で、現在ハリウッドが映画化を進めているといいます。
なんでも器用にこなすけれども、挫折の多い人生を送ってきた中学教師のスティーブ・ウィーブが、20年間無敗の「ドンキーコング」のチャンピオンに挑むという話で、悪役となったチャンピオンのビリー・ミッチェルの個性も相まって、善対悪のワクワクする物語になっています。
★ The King of Kong:A Fistful of Quarters - 岡本太陽(80点)
それでは、インタビュー記事の紹介です。
マイヤーズ:さて、あなたから見て、あながた出くわした本当の人々と実際の出来事は、映画の最終版と比べるとどれほど正確でしたか?ドキュメンタリーの裏模様を深くえぐるインタビューを読むと、それを観るのがさらにおもしろくなります。
ウィーブ:私は、映画は私がどんな人間なのかを基本的に捉えられたと感じています。あちこちで不幸なことがあったとしても、私は本当のことを伝えようとしています。でも、良かったのは、映画が撮られた時に私は教師の仕事をしていたことです。フルタイムの仕事ではありませんでした。私はまだ長期契約の非常勤講師だったのです。私は解雇から復帰したばかりでした。それは私の意図するところではありませんでしたが、いい結果となりました。
ビリーに関して言えば、彼がある種の傲慢な仮面をかぶっていると彼の友人たちは考えるだろうと思います。だから、彼の友人たちはほとんど映っていません。映ることを嫌がったのです。映画は、ビリーが語るいろいろなものをあなたに見せるでしょう。彼は直接会えば、敵となるような人間ではありません。もしもあなたが彼に会ったならば、彼はあなたには丁寧に接するでしょう。彼が直接的に非礼な人間であることを示すものはありません。決してあからさまには見せないのが彼の行動なのです。その一例を言いましょう。私が彼の経営するレストランに行った時ですら、一時間も遅れて、彼はやってきました。
しかし全体的に見れば、私が出会ってきたすべてのゲーマーたちのことを考えたとき、映画は彼らやすべてのゲーム文化……ゲームにのめり込み、夢中になって、可能な限りゲームする人々の群れ……をうまく捉えていると思います。私の観た限りでは、私が出会った人々をうまく捉えていないとところはありませんでした。ビリーは、自分はまだ観ていないと言うでしょう。私は彼がいつでもそう言うことを知っています。ツイン・ギャラクシーの人々は、誤解ばかりだと言うでしょう。なぜなら映画が彼を描いているやり方は、彼らにとっては面白くないからです。彼らが私のことを描いた方法に関する限り、私が怒るようなことな何一つありませんでした。そしてビリーが言ったことは、それはビリーが言ったことですが、映画には嘘はなかった、ということです。
最近は、映画のDVDに、特典として俳優が映画の裏話を語る映像が載っていたりします。
あれを観ますと、今観たばかりの映画を必ず見直したくなりますね。
キュメンタリーもまたしかり。
いろいろと突っ込んだ特集をしているようなので、もしも『キング・オブ・コング』が映画となって日本で公開され、大きな評判となったら、このサイトを読みなおそうと思いました。
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