先日『レ・ミゼラブル』を観てきました。
ややネタバレを含んでおりますし、この映画に否定的な感想も含んでいます。
以下は、それでもいい、多少ネタバレしてもいい、と思った方のみ下記をクリックしてください。
感想としては、感動半分、疲労半分といったところでした。
なにしろ上映時間が長く、2時間半強もあるのです。
そして、全編ほぼ全て、ミュージカル調。時々歌うのではなく、セリフがほぼ全て歌なのです。これには参りました。普段ミュージカルを見慣れていないせいで、登場人物が唄ってばかりなのに違和感を感じてしまい、どうにも没頭できません。
(早く時間よ進め!)
と何度も上映中に時計を見る始末。
ジャン・バルジャンの修道院からの脱出行という一番の見せ場もカットされていたため、そこも消化不良となりました。
ただ、なにしろ原作が大変素晴らしいですし、役者たちの演技もうまいことには違いなく、少年が死んだ時をきっかけに、涙が止まらなくなりました。
友人から上映後の感想を求められて困りました。感動したのは確かだし、素晴らしい映画ではあるんだけれども、不満も同じくらい感じていたためです。
なんとも表現しようのない感情と涙を、ジョークで誤魔化しながら映画館を後にしましたが、不思議な感覚を味わうことになりました。
観る価値はあるかって?
もちろんです!!
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★ 『レ・ミゼラブル』上映館情報
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