選挙が終わってようやく本番、施策立案など、議員としての本来の仕事に取り掛かれると思っていたのに、これではおちおち仕事をしていられない。昨年、居住実績がない選挙区から立候補したことがばれて議員資格を剥奪された立川明日香元議員は、様々な方面からバッシングを受けてかわいそうだったが、あのような屈辱を、これからしばらくの間、1票の格差がはなはだしい選挙区の議員たちは味わうことになるのだろう。かわいそうだし、国政にとっては大きな痛手ではないか。
この言葉にピンときたあなたは、『水曜どうでしょう』のファンと見た。北海道テレビ放送の人気番組であり、今では全国区の人気者となった大泉洋他3名の珍道中を描いたもので、根強い人気を誇っている。その中でも名場面と言われているのが、『2泊3日東北生き地獄ツアー』の中で、出演者である藤村氏が放ったこの一言だ。
トークイベントを終えて今にも眠ろうとする大泉氏を深夜に訪問した藤村氏が、
「腹を割って話そう」
この判決を受けた各党のコメントが出ている。民主党の細野幹事長のコメントの内容が面白くて、くすりと笑いそうになった。
判決に非常に衝撃を受けた。今、議席を得ている衆議院議員全体、さらに、日本が議院内閣制であることを考えれば、安倍政権そのものの正当性に厳しい判断が下された。今こそ、各党が腹を割って話していかなければ、国民から見放されることになりかねない深刻な状態だ。「腹を割って話そう」
この言葉にピンときたあなたは、『水曜どうでしょう』のファンと見た。北海道テレビ放送の人気番組であり、今では全国区の人気者となった大泉洋他3名の珍道中を描いたもので、根強い人気を誇っている。その中でも名場面と言われているのが、『2泊3日東北生き地獄ツアー』の中で、出演者である藤村氏が放ったこの一言だ。
トークイベントを終えて今にも眠ろうとする大泉氏を深夜に訪問した藤村氏が、
「腹を割って話そう」
と言ったまま部屋から出て行こうとせず、結果、3時まで居座り、翌日5時おきの大泉氏を追い込むのだ。
「腹を割って話そう」
というセリフを使うチャンスは、滅多にないものだけれども、この言葉が持つ破壊力というのは案外凄まじい。
本音を言いたくない相手に、「腹を割って話そう」と笑顔で迫ってくる人間の魂胆は、隠しごとなく話し合って平和裏に物事を解決すること、ではない。俺の言うことを聞けよ、という、要は脅迫だ(もちろん『水曜どうでしょう』はそれを芸として見せているだが……)。
民主党にとっては、選挙無効というこのチャンスを利用して、あわよくば昨年の選挙すべてを無効にしてやりたいという底意地の悪さを感じる。ただ、細野議員は不倫はするけれども根は生真面目な人間だから、このネタを元に自民党を追い込むようなことはしそうもないが。
ただ、再選挙をしたところで、自民党の優位が動くことはないだろう。それでも、短期間での総選挙によって、どのように票が動くのか、この目で確かめてみたい気もする。
それに、このような動揺の中でも粛々と本来業務をなし得るか否かで、その人の力量が問われよう。これからの議員の発言が、お茶の間で眺める分には、面白くなりそうだ。
それに、このような動揺の中でも粛々と本来業務をなし得るか否かで、その人の力量が問われよう。これからの議員の発言が、お茶の間で眺める分には、面白くなりそうだ。
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