2013年5月22日水曜日

パソコン使用の弊害6つとその解消法

今では仕事でパソコンを使用することが当たり前になりました。取引先とのメールのやり取り、同僚への連絡、日報の記入、請求書の作成、顧客データの入力など、日常の様々な場面でパソコンを使います。

でも、そのせいでいろいろな無理が生じています。人間の身体は、毎日何時間も同じ姿勢で、バソコン画面を見続けるようにはできていないからです。

本日は、パソコンを使うようになったために生じた体の負担と、その解消法について紹介します。

1.眼精疲労
パソコンの画面は強い光を発しています。そのせいで細かな時も、ある程度の距離から見えるようになっていますが、その分、網膜に大きな負担をかけてしまいます。そのため、眼精疲労に襲われる人がたくさん出ています。

網膜に何時間も強い光を与え続けることで、網膜が劣化してしまうのではないか、とか、パソコンの光の中でも特に化学作用度数が強い、エネルギー度の高い青色光線が、人間の視神経に負担を掛けているのではないか、などと言われています。

解消法:PC用メガネ
そんなみなさんにおすすめなのが、青色光(ブルーライト)をカットしてくれるPCメガネです。

度付きのものは店舗で販売していますので、是非お試しください。私もこのお陰で、眼の奥に感じていた鈍痛を感じなくなりました。

2.腰痛
腰痛は人間が直立歩行をするようになってから生まれた宿痾だと言われています。人間が直立歩行をするようになって数百万年が経ちますが、まだ進化の過程にあるため、直立が腰に負担をかけることはどうしようもないことだと言われています。

これが一日中同じ姿勢でパソコンを見ているともなると、腰への負担は大変なものとなります。

解消法:腰痛改善ストレッチ


腰を反らせるのは、すでにヘルニアを患っている場合は激痛がはしるため遠慮したほうがいいでしょう。ヘルニアになるまえに、このストレッチを出来る限り日常に取り入れてください。

3.肩こり
年をとるとどうしても肩が凝りますね。老化現象としてしょうがないのかと思っていましたが、どうもこの症状はアジア人には多いものの、黒人や白人にはあまり見られないもののようです。牛乳消費量が関係あるとも言われていますが、定かではありません。

解消法:
牛乳を取る、という方法がまず一つ。カルシウムとタンパク質が効率的に取れるからです。それともう1つ、肩こりにはこの運動方法がよく効きます。私もこれを取り入れるようになって、肩こりからほぼ解放されました。


4.思考力の低下
パソコン作業は、脳を酷使しますが、脳は痛みを感じません。頭痛と呼ばれるものは、首の神経が圧迫されて生じるものであり、脳みそには痛覚神経がないために痛みを感じないのです。

そのため、長時間パソコンを使っても、筋肉と異なって脳は悲鳴を上げず、ただ、作業効率が下がるだけ。ところがそれに自分では気づかず、ふと時計を見ると、最初は1時間で済ませていた作業に3時間もかかっていたことを知って、自分が疲れていると知るのです。

解消法:ブドウ糖
30分おきにワンクッション入れて休憩するだけで、こういう弊害をなくすことができます。時計をにらみながら、必ず休憩をとってください。それと同時に、ブドウ糖を取るといいでしょう。

薬局でもよく売っていますね。

5.テニス肘
唐突だが、テニス肘になった。「テニスなんかやってません!」と医者に訴えると、原因はパソコンでタイピングをしすぎたからだという。物をつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をする際に、肘の外側から前腕にかけて激痛が走る…というのが主な症状。珍しい病気にかかってしまった! と思いきや、近年、パソコンが原因でテニス肘を患うケースは珍しくないとか。
「『テニス肘』会社員が10年で激増」という記事によれば、手のひらを上の沿った形でタイピングをする人が急増したために、テニス肘と呼ばれる障害に悩まされる人が増えたのだそうです。特にデスクトップパソコンでは、キーボードがデスクよりも高い位置にあるために、手のひらをデスクに置いて、指を晒してキーパンチングしている人が多いはず。これがテニス肘という障害を招くのです。

解消法:手首を折ってキーを打つ
手首を反らせなければいいのです。そのために、手首を置くことが出来る台状の物をキーボード手前に置けば、手首の痛みはほぼ解消されます。こういう商品が役立つでしょう。



6.短命
1日に6時間座っていると死のリスクが40%増大する」という記事によれば、そもそもパソコンの前に座り続けるという姿勢を取ること自体が、身体に大きな負担なので、寿命が縮んでしまうのだと言います。
デスクワークが中心の仕事をしている人は立ち仕事が中心の人に比べて心臓病になる確率が2倍になるそうです。また、座った瞬間に足の筋肉からの電気信号が止まり、代謝によるカロリー燃焼率が毎分1kcalほどまで下がってしまいます。さらに脂肪分解酵素「リパーゼ」による脂肪燃焼率も90%下がり、座ってから2時間が経過すると善玉コレステロールが20%減り、24時間経過した後ではインスリンの効果が24%減って糖尿病のリスクが上昇するそうです。
糖尿病は怖いです。ほんの少しほったらかしただけで、患部がこんなになったりするのですから!
「マゴット日記」より
解消法:1時間に1度、椅子から立ち上がる
本当は運動することが一番なのですが、ついついサボりがちです。それでも、1時間にに1度立ち上がって軽く屈伸をするだけで、死亡率は劇的に下がるのだといいます。ただ、日頃仕事をしていると、1時間なんてあっという間で気づきません。携帯についているバイブ機能をタイマー代わりにしようとすると、しょっちゅう携帯をいじることになり、職場の中の自分のイメージが悪くなります。

そこでお勧めしたいのが、このアラームです。

音が出ず、赤い光で時間を教えてくれるすぐれものです。私も活用しています。ただ、ご注意。壊れやすく、硬い床に落としたら、すぐに液晶文字が飛びます。カバンから取り出す時に床に落としてしまって、それ以来数ヶ所の液晶が表示されなくなりました。

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