秘密箱は、内部や表面に仕掛を施し、一定の操作を行わないと開かないように作られた容器である。細工箱やからくり箱などとも呼ばれる。(Wikipediaより)百聞は一見にしかず。映像をご覧ください。
日本では19世紀から作られ始め、美しい意匠と成功な仕組み、開ける楽しみなどから、全国的に有名となったそうです。
海外でも人気が高くて、これを送られた外国人は、たいてい大喜びします。
ただ、実用性はないな、と思っていました。なにしろ小さすぎます。この箱ごと持っていかれたら、おしまいじゃないの? と思っていたのですが、さすが日本人、こういった細工には異常な情熱を傾けます。
でも、この仕掛を応用した、本格的なタンスが作られていました。
これはスゴイ!
まさに職人芸の極地です。特に素晴らしいのは、箪笥の向かって右側の扉に仕組まれた細工です。
一見、ハメ殺しになっていて、開かないように見えますが、
その下の引き出しを開けて、上部の壁板を操作すると、
右側にスライドして回転し、裏側から新たな引き出しが現れます。
ところがそれで終わりではありません。
この引き出しの内、開くのは上2つだけです。2つ目の引き出しをすべて引き出して、
操作すると、下二つの引き出しのトリック板がはずれて、金庫が登場します。
これは欲しい。でも、お値段が高いです。さすがに16万円は、出せません。
いつか金持ちになったら、これを買うことにしましょう。
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