1位 板野友美(AKB48)高須クリニックにかぎらず、整形外科では、ここ数年板野友美の顔が大人気だそうです。しかし、板野友美が普遍的な美人として、大勢の人から認識されている訳ではないでしょう。少し前、2012年に調査した美人タレントランキングでは、まったく異なる集計結果が出ていました。確か、新垣結衣やローラが上位となっていました。これほどアンケートの集計元が問われる結果もありません。
2位 浜崎あゆみ
3位 佐々木希
4位 小倉優子
5位 小嶋陽菜(AKB48)
6位 堀北真希
7位 白石麻衣(乃木坂46)
8位 井川遥
9位 渡辺麻友(AKB48)
10位 島崎遥香(AKB48)
板野友美が整形美人であることは、衆知の事実です。成長や化粧によって、女性の顔が、思春期を境に大きく変化するのは確かですが、あそこまで変化することは、通常有り得ません。
★ 板野友美 整形 整形前 ともちん AKB48
★ 「成長か整形か?」"AKB48のオシャレ番長"板野友美の"疑惑"を徹底検証
上記記事では、美容整形外科が彼女の整形疑惑を指摘していましたが、医師に指摘されるまでもなく、彼女がアゴや目を整形していることは誰もが分かることでしょう。メディアでそれに触れないのは"暗黙の了解"といったところ。彼女の顔は、美容整形の成功例です。
でも、美容整形に通う女性たちにとって、ほんとうに理想とする顔は、別にあるかもしれません。たとえばローラとか、新垣結衣だとか。ただ、そういった天然素材になることは難しい、という諦めと、板野友美のような整形顔ならば、なれるかもしれない、という希望があり、だからこその、アンケート上位人気なのでしょう。
このような本来の理想と、理想表明とが異なることはよくあることです。たとえば就職先として昨今は、どのランキングでも相変わらず公務員が大人気です。これだって、回答者の本音からかけ離れている可能性があります。回答者にとって理想的な職場として頭をよぎるのは、Googleやテレビ局なのかもしれません。たかだかアンケートですから、それを書けばいいのです。もっと自由に書けばいいのに、それでも、
「自分だったらなれそう」
と思う、「公務員」を書いてしまうものなのです。
こういった本音と建前の乖離は、日常に氾濫しています。アンケートにすら建前を書く人々が、普段の生活の中で、本音を吐くわけがありません。それなのに、言葉だけでその人の意思をを判断することが、なんと多いことでしょう。
もちろん、言わなければ、伝わりません。言葉で説明することが、何よりも大切です。そして、説明されない部分を補うのは、推理であり、想像ですから、逆に本来の姿と大きくかけ離れた空想図を描いてしまう危険性があるのも確かです。ライオンを想像して描かれた東洋の獅子図が実像と大きくかけ離れたものとなったように。
それでも、想像して、本音を探る努力を怠ってはいけないと思うのですね。それに、身近な人ならば、仮説と検証を繰り返して、過ちを修正することができます。ライオンと獅子図ほどの乖離は、避けることができるものです。
言葉と本音にはズレが有り、自由に書いてもいいはずの「なりたい顔」にすら、「なれそうな顔」を書いてしまうのが人間です。日常のちょっとした言葉ですら、本音と若干ずれているのではないか……そう考えながらズレを解消する工夫を続けることで、人間への理解は深まって行くことでしょう。
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