それに憧れるけれども、私自身は、1ページ辺りの情報量の多いサイトをよく閲覧していることに気がつく。シンプルなものに比べると見にくいが、慣れると雑然としたものの方がお得感がある。
あまり意識していなかったそのことを、下記記事で改めて感じた。
★ 日本のウェブデザインはなぜこんなにも世界と違うのか?
上記記事は、"Why Japanese Web Design Is So… Different"の翻訳であり、筆者はDavidというイギリス人男性。西洋人から見ると、日本のサイトはゴチャゴチャしていて観ていると疲れるのだという。
その理由を列挙すると、
文字のデザインとなるようだ。日本のウェブ文化の批判的な側面をあげつらった記事で、とてもイギリス人らしい。彼らは多文化の欠点をえぐりだすことに長けている。
文字を強調する手法が限られている
言語の壁
文化の違い
リスクを忌避する文化
消費者行動
広告戦略
都市景観
職種と仕事環境
技術的な違い
携帯電話時代の名残
ウェブ用フォント
Windows XP & IE 6
最後に前向きな意見を述べよう。などと書いているので、上記の特徴は著者にとっては後ろ向きなものであることは間違いない。
とはいえ、私にとっては、これらは欠点ではなくむしろ長所だ。ゴチャついたデザインは、まるでおもちゃ箱のようで、なにがあるのか分からない面白さをそこに感じる。「ドン・キホーテ」で感じるあの高揚感が、東洋のサイトにはあると思っている。
要は好き好きなのだろう。
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