下記のサイトでは、今までイオンで販売されていた危険物の入った製品を一挙に紹介している。
★ イオンのトップバリュ製品がもはやテロだと話題に
大手起業を揶揄する記事を、ブログで書くことは冒険だ。彼らは批判に敏感だ。ネットからできるだけ自社批判を排除するために、似たようなキーワードのスパムブログを大量生産したりして、批判記事が検索上位にならないようにするなどの対策を取る。
よって、このブログ自体のPV数が下がってしまう。私のブログもよく、批判記事を書く。それから数日は何もないが、数週間後に原因不明のPV数激減が生じる。最初は驚いたが、今は、
「ああ、あの記事の影響が今頃やってきたのかな?」
となんとなく分かるようになってきた。
でも、敢えて書くね。この話、拡散したほうがいいように思うから。
詳しいことは上記記事をお読みいただきたいが、要はイオンのブランドであるトップバリュ製品に、アレルギー製品やフグなどの毒物などが頻繁に混入しているという話。
「できるだけ安く」ということを追求するのはいいけれども、管理体制が追いつかないのだろう。それに、中国や韓国などの規制のゆるい国から安易に商品を輸入したツケが回ってきているのだろう。
思い出すのが今年の「週刊文春」10月17日号の特集記事「『中国猛毒米』偽装 イオンの大罪を暴く」について。週刊文春のスゴイところは、部数激減の危険を犯しても、イオンのような大企業に楯突くところ。彼らを応援するために、わたしは普段買わない週刊誌を買った。
その記事に書いていることをまとめてみると、
- 9月末にイオンが、産地偽装米を発売していたことを発表
- 産地偽装を行ったのは三重県四日市市の三瀧商事
- 2005年から偽装が始まり、これまで4,500トンがイオン系列店で使用される
ということがあった。中国産の米には、
- 重金属汚染
- 遺伝子組み換え米(中国南部で未承認遺伝子組み換え米)を野放図に栽培
- 農薬汚染
- 検査体制の不備
という危険性があると文春は指摘している。
米は重金属を吸収しやすく、かつて日本でもカドミウム米などが問題となった。長江下流域では深刻な土壌汚染が進行中だという。
この三瀧商事という会社は、イオンとの関係が大変強く、民主党の岡田克也議員の選挙を手伝うことでイオンとの関係が深まったそうだ。
大変評判が悪く、2007年には中国から有機リン系殺虫剤のメタミドホス入のもち米を54トン輸入。2009年には遺伝子組み換え米入りの米粉を輸入しているなど、杜撰な管理で知られているが、イオンは取引を継続していたというのだから、開いた口がふさがらない。
今はいったい、どうなっていることやら、と思ってホームページを見たところ、会社の解散と精算を決めたと発表されていた。いずれ名前を変えて、新しい会社として事業を継続するのだろう。
文春記事によれば、2010年の記録だと、イオンの全商品の八割が中国産だったそうだ。イオンの創業者が「アジアシフト」を唱えて積極的な中国進出を推し進めてきたことや、岡田克也議員が親中派として長年活動してきたことなどが原因だという。
しかし、一番の原因は、イオンの「買い叩き」により中間業者の経営が厳しくなり、中国産を使わざるを得なくなった、という事情がある。たとえばイオンは「1キロあたり200円のコシヒカリを持ってこい」などという法外な要求を次々に農家に突きつけるのだとか。
その要求をはねのけた生産業者は、倒産に追い込まれる。国内シェア三位の「くめ納豆」は、イオンの買い叩きにより経営が悪化して、2009年に倒産してしまったそうだ。
こういう両記事を記載した「週刊文春」を、販売させない、という暴挙にイオンが出たことは記憶に新しい。
イオン系列店には、
- ミニストップ
- オリジン
などもあるので要注意。これからはイオン系列店ではものを買わず、コモディイイダで買おう。
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