2013年11月22日金曜日

炊飯ジャーが壊れた

うちにある炊飯ジャーは2006年制のものを新品で購入したものだが、これまでよく働いてくれた。

ブランド志向を揶揄する声が世間ではあふれるけれども、やはりブランドのある製品は違う。7年たっても問題なく動く。

これが無名のメーカーだったり、中国製だったりするとこうはいかないことを、以前何度か痛い目に遭って痛感した。それ以来、出来るだけ電化製品はブランドのあるものを買うようになった。

ところが、さすがに7年も経つといささか汚れてくる。気をつけて使い、時々台拭きでこするなどして丁寧に使ってきたつもりだが、限度があった。先日時間があったので、徹底的に洗うことにした。

家電製品で、常に水気にさらされる製品だ。防水加工は万全だろうと思い、流水で洗い流しながら掃除してみたのだが……見事壊れた。電源が入らないのだ。

これは困った。

綺麗に掃除した炊飯ジャーでご飯を炊こうと米を研いだ後に電源を入れて発覚したので、私は研いだ釜を抱えて途方に暮れることになった。

何が原因なのだろう? 思い切って分解してみた。
そして驚いた。釜の周囲を包んだ断熱剤にまで水が染み込み、タプンタプンになっていたのだ。それが原因で、スイッチなどの電子部品に浸水し、結果、壊れたのだと判明した。

断熱材の水を絞り、新聞紙の上に敷き詰めて乾かそうとした。
ところが材質のせいだろうか、水気が切れず、しかもふくらまない。柔らかい発泡スチロールのようなものを思い浮かべて欲しい。
可塑性がないために、乾いても膨らんでくれないのだ。

これは困った。

様々に試行錯誤をした結果、結論として、私はこの炊飯ジャーがご臨終を迎えたことを受け入れるしかなかったのだ。

炊飯ジャーだからといって、防水機能は万全ではない。また一つ、私は賢くなった。

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