2013年12月21日土曜日

「餃子の王将」(王将フードサービス)の社長の大東隆行さんは、なぜ殺されたのか

大企業の社長が、12月19日午前、射殺されるという衝撃的な事件が起きた。その理由をネットを検索して調べてみたが、皆目理由が分からない。

怨恨を買うような人ではなかったらしい。威圧的で部下を頭ごなしに叱るというタイプではなく、元従業員が書いたという書き込み(無論、それが事実である確証はないが)をいくつか読んだが、この社長を嫌っているだとか、嫌だとか書いたものはほとんど見つからない(あればコメント欄で教えてください)。

「大阪王将」とのライバル関係という線も思い浮かんだが、さすがにそれはないだろう。

社長が在日だからとか書いた書き込みも多いが、それが事実だとして何だというのだろう。一生懸命に働いている隣人への暴言には腹が立つ。毎回のネトウヨの無責任な放言だろ。

この大東社長、毎朝6時前には出社して会社の鍵を開け、玄関などを掃除し、お昼にはトイレ掃除までするという謙虚な人柄だったそうだ。車も運転手をつけずに自分で運転して出勤していたという。大変立派な方だと思う。

会社自体がブラックだと指摘する人がいたのでその証拠となる動画も観た。この動画には新社長となる渡辺社長も映っている。

うーん、テレビに映っている限りでは、普通じゃないの? 私はブラック企業は大嫌いだが、これくらいの研修は許容範囲。テレビに映らないところでは、もっと厳しいのだろうが。

★ 餃子の王将 月135時間残業で「辞めたい」と言っても辞めさせない…「1日10時間以上は記録不可」の労務管理システム

こういう記事もあった。たしかにこれはひどい。ワタミと同じ臭いがする。ただ……殺されるほどではない。

そこで、こんな仮説を考えた。この社長自体に問題があるのではなく、単に著名人で行動パターンが読めてたから、選ばれたのではないか?

昨今、暴力団への締めつけがきつい。どこの暴力団も資金難にあえいでいる。その中でここ数日、北朝鮮系の人々が危機感を募らせているという。

御存知の通り、北朝鮮では外貨獲得のために覚醒剤などを製造して日本で売りさばいている。北朝鮮は正式に認めていないが、幾度も報道されているから、事実と言っていいだろう。

彼らは暴力団を通して覚醒剤を売りさばく。日本では、朝鮮系の人々が日本で仕事を得られずに、多数暴力団に加入している(組長になっている者も多い。「餃子の王将」の本社のある京都を根城にする「会津小鉄」の四台目組長の高山 登久太郎は在日韓国人だった)。

北朝鮮系の暴力団員は、日本で得た金銭を北朝鮮に送金している。覚醒剤の代金であったり、武器輸入のためだったり、北朝鮮での名誉を得るためであったり、本国の親戚に送金するものだったり、理由はいろいろだが。

ところが北朝鮮で、政変が先日あった。ここ数日、日本在住の自国人への監視や要求が厳しくなったという。ナンバー2の金庫番である張広沢を処刑したために、彼に連なる資金ルートが絶たれ、北朝鮮は苛立ちを募らせているそうだ。

そこで、忠誠心の証として、本国への送金額を増額せよ、というお達しがあったという噂がある。

北朝鮮系の暴力団員にとって手っ取り早い方法は、既存顧客をゆすることだ。暴力団への締めつけが厳しいために、新規顧客の開拓を急ぐのは困難だ。いつ収監されるか分からない。こんな大切な時にそれはまずい。

それよりも、すでにショバ代を払うことに合意している遵法意識が低い人々に、
「今よりもっとカネを出せ」
と命じる方が簡単だ。

ところが、それに「はいそうですか」と気軽には応じないだろう。そこで、誰か著名人を殺してみせることで、
「あそこはうちらに非協力的だったさかいなぁ。最近、世の中物騒でっせ」
「あの人もぎょうさん恨みかってましたからなぁ。わてらとつるんでいたら、わてらも守れたんやけどなぁ」
とでも言えば、ブルってみかじめ料の増額に応じる人は大勢いるだろう。

人を殺す場合、もっとも重要なのは殺し方ではなく、逃走経路だ。どうやって捕まらずに逃げるか? 誰にも見られないで済むか?

夜間は意外に人通りがある。人々の意識もはっきりしている。人々の行動パターンも読めない。

殺人を犯して逃げるならば、深夜から朝方にかけてがいい。だが、普通、殺してインパクトのあるような著名人は、この時刻に外出しないし、するとしてもイレギュラーだ。

ところが、「餃子の王将」社長の行動パターンは同じだった。毎朝、未明に出社している。数百億円の売上を誇る大企業の社長が、もっとも人目につかない時間帯に、毎日同じ時刻にその場所に1人でやってくるなんて、普通はあり得ない。

京都府警によれば、社長が殺されたのは午前5時40分ごろから遅くても6時までだという。京都の12月19日の日の出時刻は朝7時。夜明け前のもっとも暗い時刻で、この時間に殺せば、ほとんど誰にも気付かれずに逃げることが可能だろう。

それなら、本人に殺されるのに理由らしい理由はいらないだろう。いや、むしろ理由があれば、
「私はあいつとは違う」
と安心される。なぜ殺されるのか分からないような人が殺されるからこそ、
「俺だって殺されるかもしれない」
と誰もが恐怖する。理由が無いのが理由なのだ。

「我々に逆らうと、こうなるよ」
という見せしめのために選ばれた、スケープゴートなのかもしれない。

4 件のコメント:

  1. そんな、あほな理由で、人殺すかいな。浅はか。そんな馬鹿でもわかるリスキーなことしないやろうね。

    ヤクザが関わっているのは、まあ間違いないやろうけど、会社関係の誰かが、ヤクザに頼んだというほうが、よっぽどしっくりくるけどな。
    すさまじいサービス残業したことないあなたには、その恨みは理解できへんやろうけどな。

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    1. ヤクザに人殺しを頼めるような人間が、すさまじいサービス残業に我慢をするとは思えないのですが、どうでしょう?

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  2. 中国の毒入りギョーザ事件とか、「餃子」という観点からは国際的な犯罪臭がする。
    餃子市場のシェアを奪い合う構造とかで、他の餃子メーカーにとっての損失になってしまう仕組みとか、
    海外の暴力団は日本のマフィアより機動力ありそうだし、ヒットマンが雇われたのではないかと。

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    1. 言われてみれば、餃子がらみの事件が多いですよね。中国人にとっての餃子は日本人にとっての米みたいなものなんでしょうかね。

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