ドメインとはなにか……ご存じない方もいるでしょうから、簡単に説明しますと、このウェブサイトの画面の上から2行目あたりのアルファベットが並んだものを「アドレス」といいますが、ドメインは、その前半部分のことです。
"http://www/"から右側、次の"/"までの間の部分であり、このサイトで言えば、"amakanata.com"ですね。
「ドメイン」とはアメリカの法律用語で「(土地の)完全所有権」のこと。ウェブサイトにとっては大変重要な部分です。
乱立するドメイン名登録サービス
ドメインは下記のようなサイトで取得できます。
★ 【お名前.com】
★ MuuMuu Domain!
★ 名づけてねっと
ほかにいくつもあり、正直どこで取得すればいいのか、分かりません。
上記にいろいろと並べていますが、2番めのムームードメインは私の中では対象外。このサービスを運用しているpaperboy&co.という会社の創業者である家入一真という人物の性格が、自分と合わないからです。
口座番号をtwitter上にさらすことを推奨したり(誰かがお金を恵んでくれるかもしれないから、だそうです)、詐欺まがいの行為をくりかえしたり、払うべきお金を払わなかったりする人物です(逆に、彼の生き方が好きだ、という方も多いでしょう。要は好き好き)。
さて都知事選出るか
— 家入一真 電凸→08044431800 (@hbkr) 2013, 12月 18
いろいろと考えた末、私は、GoogleAppsでドメインを取得しました。
小さな業者だと、いつか倒産して、ドメインを引き続き利用できない、なんてことにもなりかねません。よって、一番信頼できるGoogleの提供するサービスを利用しよう、と考えたのでした。
ドメイン管理状況が確認できず
ブログサービスを別のところに変えようか、どうしようか、と悩んでいると先日記事に書いたとおり、いろいろと動いている最中です。今日は、自分のドメインがどのように管理されているのかを、確認することにしました。
ドメイン購入後初めてGoogle Appsにログインしようと試み、そこで衝撃の事実を知りました。いつの間にやら、サービスが終了していたのです。
★ 「Google Apps」無償版の新規受付終了(2012/12/10 12:34)
米Googleは6日、GmailやGoogleカレンダーなどを独自ドメイン名で利用できるサービス「Google Apps」について、無償版の新規登録を終了した。現在、無償版を利用しているユーザーはそのまま使い続けられるが、新規登録は有償版サービスのみとなる。ドメイン更新作業はGoDaddyという会社が引き継いだと以前連絡があり、昨年更新料を10ドル支払いました。でも、まさか管理しているはずのGoogleAppsのサービス利用が終了しているとは。嫌な予感がしました。
無償版は引き続き利用できるはず、と思いながらログインしようとしましたが、ログインできません。
右上のログイン欄にamakanata.comの文字を入力しても、
amakanata.com の Google 管理者にアクセスしようとしていますが、ログインしているアカウントは有効ではありません。という表示が出てくるばかり。困りました。
Google Appsでドメインを購入したときのメールを見返しましたが、登録をするように、という指示はどこにも書かれていないので、ドメイン管理に関しては、無償版でも利用できるはず。
キャッシュをすべて消したり、cookieが有効になっているかどうか確認したり、もしかして、ドメイン管理者であるかどうか認証出来ないせいかと考え、Google Analyticsのトラッキングコードをこのブログテンプレートのヘッダー部分に埋め直してみたりしました(意味がわからない方、ごめんなさい。要は、このブログの所有者が私であることを、Googleに再通知した、ということです)。
それでも、ダメ。
そもそもこういうことは、FAQ(よくある質問集)で分かるようにして欲しいのですが、GoogleAppsのFAQには、ログイン出来ない理由の選択肢が3つしかありません。
一番近い質問と思われる「管理パネルのログインページにサーバーエラーが表示される」を選びましたが、回答らしきものが見当たらず。
いったいどうしたもんでしょうね。
ちなみに、FAQの中にあった、「GoogleAppsのアカウントを利用できない」という選択肢を選び、現れた質問フォームに、
Googleのメールアドレスは問題なく利用できていることなどの状況を詳しく書いたところ、1秒後にメールが届きました。
GoogleAppsにのみログインできないこと
いつも Google をご利用いただきありがとうございます。……こうしたことを経験すると、Googleへの信仰が少しずつ薄れていきます。いい会社だし、素晴らしいサービスを無料で提供してくれているのは充分理解しています。でも、困難な時に彼らは助けてくれません。
Google アカウントにアクセスできない問題をご報告いただきありがとうございました。この度は大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
調査したところ、お客様のアカウントは現在も有効であることを確認いたしました。問題なくアクセスできると思われます。お手数をおかけしますが、もう一度試してみていただけますか?その際は、ユーザー名とパスワードを正しく入力されるようにお願いいたします。
いつか私のドメインが使えなくなったとしても、知識ある技術者が様々な可能性を調査して、すぐに説明をしてくれる……ということは考えられませんよね。
ドメイン管理、今後のことを考えると、今のうちに日本の会社に任せたほうがいいのかもしれません。
NTTグループの方が安心できるのかも
ムームードメインは除くとして、たとえば、上記のドメイン管理会社では3番目の「名づけてねっと」を提供している「NTT、PCコミュニケーションズ」。NTTグループで、資本金が40億円であり、ここだったら、もっと丁寧に不具合の原因を調べ、説明してもらえるはずです。
たしかに、年間約4,000円は高いのですが、信頼性があり、安心感を持てます。
お金があるのですから、Googleはコールセンターを買収して、どのような説明にも大勢のテレフォンコミュニケーターが対応できるようにすればいいのです。でも、人件費にお金をかけるというのは、Googleが目指すものではないのでしょう。
ブログサービスをWordPressに変更するだけではなく、ドメイン自体も、思い切って別のものへ変えてしまうかもしれません。NTTPC、あるいは、レンタルサーバーを借りた「さくらインターネット」にするか。
でも、一つのザルに卵をすべて入れたくはないし。悩みどころです。
※上記の質問はGoogleへ投げかけていますので、もしも答えが返って来れば、ブログでお知らせいたします。
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