とはいえ、ここ数日は小保方事件が面白くてTwitterなどに張り付く日々を送っていました。
小保方論文捏造疑惑、これは知れば知るほど面白いのです。
まず、生物工学という、今もっともホットな分野で起こった事件であること。
数百億という国家予算を巡る政治闘争がどうやら背後にあるらしいこと。
研究室という閉ざされた密室で起こった疑惑であること。
Natureやハーバード大学を巻き込んだ世界的な展開を見せていること。
早稲田や理研といった日本有数の知性が集まった場所で起こった事件であること。
GHQから財閥指定を受けた旧理研コンツェルンが舞台であり、小保方の父も三菱グループの役員らしく、日本のエスタブリッシュメントが関わっていること。
そして疑惑を解く鍵がネット上に数多く転がっていること。
こういったことがこの疑惑を上質のミステリーにしたてあげている気がします。佐村河内事件が霞むのも、無理はありません。
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